電車が園舎から最も近く見える東川口園は、電車の走る音もダイナミックに聞こえます。
駅が近いこともありブレーキの音も相まって子どもの聴覚を刺激します。
このガタンゴトンと言う音。線路のつなぎ目に遊びを作ることで寒暑の気温差によるレールの伸び縮みを無理なくするという仕組みあっての産物ですが、この特徴が子どもたちにとって電車を電車たらしめるアイデンティティになっていますね。
つなぎ目の遊び、言うなればゆとりがあれば有事の際に対応ができるというものです。
本当に大切でついつい日々疎かにしてしまいがちなゆとり、余裕、あそび。
忙しさにかまけてこういったことを忘れてはならないと電車を見守る子どもたちをみて思います。【ゆとり、余裕、遊び】を作る為にあくせく働いてしまうという逆転現象も日本人を日本人たらしめる側面かもしれませんね。
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