近隣のグラウンドで自然散策を始めた子どもたち。
手をつなぎながら何かを探す様子がしどろもどろ…。
「私はこっちに行きたいのに、○○ちゃんが手をはなしてくれない💦」
「でも手をつないで一緒に居たい!」
「それでも…ああ!欲しかった落ち葉をあの子に持ってかれちゃった!」
そんな葛藤の中で子どもたちの遊びは続きます。
最終的に園に戻る時間。とうとう自分の満足の出来ない女の子は泣いてしまいました。
ぱっと見はまだまだ遊びたかったという気持ちの現われに思えます。
が、実際にはもう少し複雑なようです。
「○○ちゃんと一緒に居たかったけど、自分の探索も満足いくまで楽しみたかった。落ち葉を取られてしまって残念だ。帰り道に私の気持ちを分かってくれる人と手をつなぎたい。そろそろおなかもすいてきた💦」
そんな気持ちを汲んでか、手をつないで帰る先生。
満たされなかった子どもの心を上手にくみ取り、上手に補う先生たち。まさに保育のプロとはこういった姿なのでしょうね。
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