ねえねえ。みして!
…。
ねえみして!
…。(自分がじっくり見たいのに…)
次第に男の子の要望は強くなり、最終的には女の子の持っているものよりも座っているその場所に興味が向けられてしまい女の子を押し出す形となってしまいました。
子どもの興味の移り変わりは非常に早く、瞬間瞬間で緩急がつきます。
この時には何の手助けが一番女の子の為になったのでしょうか。そしてどうすれば男の子の要望を満たせる形となったのでしょうか…。愛らしい子どもたちのやり取りの中に、常にこういった大人たちの援助で何がふさわしかったのかを自問自答するときがあります。
場合によっては援助の必要なく見守ることが正解であったかもしれません。
場合によっては男の子を制止して女の子の時間を守ってあげる必要があったかもしれません。
場合によっては女の子に、男の子の要望を受け入れるように手ほどきをすることがベストだったかもしれません。
正解がない。という事は本当に難しいです。
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