この一枚の写真を見て皆さんはどのように感じられるでしょうか?
恐らく子どもたちが仕上げた作品であることはおおよそ見当がつくと思われます。では、この作品が作り上げられた経緯についてはどうでしょうか…?
それこそ見当もつかない多くのエピソードで枚挙にいとまがない事でしょう。
子どもたちが絵具を楽しみたいという想いに大人たちが気付き、そこから生まれた作品になります。言葉だけでは何とも陳腐なエピソードと思われるかもしれません。
では、この作品が玄関に飾られてあることで、この作品を手掛けた子がお迎えに来たお母さんとどのような会話を楽しむでしょうか?また、そこからは何が芽生えてくるのでしょうか?
保育同様、この問いに正解はありません。
大切なのは一側面からではなく、多面的にとらえる事。そしてその場面がどのような場面の連鎖を生み、子どもたちの経験につながって行くのかという事を考えていきましょう。あえて言うなら、そこを考えることが【保育としての正解】なのかもしれませんね。
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