連日続く暖かい陽気の中、公園を駆け回る子どもたち。
生き物さがしに興じている子どもたちがふと園内の枝に目を送りました。じっと見つめるその先には不思議な茶色い泡が固まってできたような
メレンゲ状の【何か】が…。
手に取ることもはばかられる雰囲気のその【何か】について子どもたちから
「うんちだ!うんちがついている!」
「葉っぱじゃないの?」
「何あれ~。なんだかきもち悪い…」
様々な声が聞こえます。皆さんご存じのカマキリの卵です。その観察者の中には虫博士はおりませんでしたので最終的には保育者がカマキリの卵だということを伝えていきました。
子どもたちに答えを教えることも大切ですが、子どもたちなりの答えを持ち寄り、子どもたちが確かめて、子どもたちが知るということが何かを「教わること」以上に大切なことだといわれています。
カマキリの卵は持ち帰らず、同じ場所でどのような変化をしているかを次の楽しみに取っておく子どもたちでした。
持ち帰らずに安心していたのは先生だけかもしれません…。
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